「Endless rain」 〜 X Japan 鎮魂歌

どーも、景嗣です。

 

今日は、読者諸君にある動画を見て頂くことにしよう。

X JAPAN YOSHIKI氏が奏でる、「Endless rain」である。

本動画の 3:02 あたりから再生して頂ければ幸いである。

 

下記に、歌詞を添付しておく。各自参照されたい。

I’m walking in the rain
行くあてもなく 傷ついた身体濡らし
絡みつく凍りのざわめき
続けて 彷徨 いつまでも
Until I can get your love

眠りはまやく 途方にくれた
心を静かに溶かす
舞上がる 愛を踊らせて
ふるえる身体を記憶の薔薇につつむ
I keep my love for you to myself

Endless rain, fall on my heart, 心の傷に
Let me forget all of the hate, all of the sadness

Days of joy, days of sadness slowly pass me by
As I try to hold you, you are vanishing before me
You’re just an illusion
When I’m awaken, my tears have dried in the sand of sleep
I’m a rose blooming in the desert

It’s a dream, I’m in love with you
まどろみ抱きしめて

Endless rain, fall on my heart, 心の傷に
Let me forget all of the hate, all of the sadness

I awake from a dream
I can’t find my way without you

The dream is over
声にならない 言葉を繰り返しても
高すぎる 灰色の壁は
過ぎ去った日の思いを夢に写す
Until I can forget your love

Endless rain, fall on my heart, 心の傷に
Let me forget all of the hate, all of the sadness

Endless rain, let me stay
Evermore in your heart
Let my heart takes in your tears,
Take in your memories

Endless rain, fall on my heart, 心の傷に
Let me forget all of the hate, all of the sadness・・・

 

・・・・・・・

・・・・・・・

本動画では全ての歌詞が網羅されたわけではないが・・・

 

彼の奏でる「メロディーライン」・・・

 

彼の「謳うコトバ」・・・

 

そして・・・・

 

あまねく痛み、憎しみ、悲しみに心を戦慄させながらも・・・

 

それらの痛み、憎しみ、悲しみでさえ、抱きしめるように己の中で浄化させんと努めるその様・・・・

 

不覚・・・・

この景嗣、この様子を見て不覚にも涙が溢れ出た・・・・

 

「何と、魂を震わせる楽曲であろうか・・・・」

 

僕自身、X JAPAN の楽曲については、あまり詳しくはないので、この「Endless rain」の全歌詞を改めて調べてみた・・・

 

・・・・・・・

「何とリアリティー溢れる詩であろうか・・・相当な悲しみを背負っていなければ、こんな詩は書けない・・・」

・・・・・・・

 

「眠りはまやく」・・・・

心身に張り付く痛みと徒労・・・

それらに起因する苦しみは一時も消えることはない・・・

だからせめて、一時でもそれらを忘れるために・・・

眠りに興じるのだ・・・

 

眠りはイイ・・・ あまねく苦しみを少しの間だけ、忘れることができるのだから・・・

 

でも・・・

眠りより覚めたなら、痛みの連鎖が絶え間なく続く現実に、また戻ってきてしまう。

 

また・・・・

眠りの世界における「夢」というのは、これまた劇薬になるのである。

 

時折、「夢」の世界で出逢うのだ・・・・

 

「かつて、僕に深い愛を与え続けてくれた大切な人に」

 

「ねぇ、どうして突然遠くに行ってしまったの??」

 

「どうして、僕の心に深いキズをつけたまま、黙ってどこかに行ってしまったの??」

 

「やっと見つけた。もう黙ってどこにも行っちゃダメだよ。僕を独りにしないで。ずっと僕の手を離さないでいて・・・・」

 

・・・・・・

・・・・・・

 

眠りは・・・

覚めてしまうものである・・・

当然、「夢」というのも、儚く消えるのが道理である・・・

・・・・・

 

また、「あの人のいない現実」に戻ってきてしまう・・・

 

「You’re just an illusion」・・・

 

受け止めたくもない現実を、「快楽の後の絶望」というカタチで、まざまざと知らしめてくれるのである。

 

「When I’m awaken, my tears have dried in the sand of sleep」

慟哭の果てに流し続けた涙は・・・

覚醒したときには、もうすでに枯れ果てて・・・

 

「I’m a rose blooming in the desert」

僕は、砂漠の野に咲く、一凛の薔薇なのだ・・・

その様は、とても「美しい薔薇」とは言い難い・・・

 

生き物のカタチだけを留めるのみで、生気は須らく抜け落ちている・・・・

枯れ果て、今にも朽ち果てそうなセミの抜け殻と似ている・・・・

 

・・・・・

毎日がこの連鎖だ・・・・

 

 

そう、人生とはまるで・・・・・

 

「決して止むことの無い豪雨に撃たれ続けながら、途方もなく歩き続けること」・・・・・

 

道中で、深く刻み込まれた「心のキズ」・・・

剥き出しの「心のキズ」に・・・・

雨は容赦なく降り注ぎ、染み入る・・・・

 

その度に

耐え難い「痛み、悲しみ」に咽び泣く・・・・

 

行き場の無い苦しみは・・・・

他者、社会に対する「憎悪」に変わる・・・・

 

「憎悪」や「憤怒」、こういった感情は人間を傷つけるだけ。

何らの生産性も見込めない、限りなく「陳腐な感情である」。

 

そうわかっていても、感情は「憎悪と憤怒」に支配されて・・・

ムダな破壊に興じるのだ・・・・

他者、社会、そして自分でさえも傷つけて・・・・

 

そんなことを繰り返している自分を俯瞰して

自分に対する嫌悪感がより一層強まって、自己嫌悪の念にさらに苦しむのだ・・・・

 

そんなことを何度繰り返してきたかわからないし・・・

きっとこれからも繰り返し続けながら、道を歩き続けるであろう。

 

 

もし叶うのなら・・・・

願ってもいいのだろうか・・・

 

「絶え間なく続く、あまねく一切の痛み、憎しみ、苦しみから、僕を解放してくれ・・・・」

 

そして・・・・

その全ての痛み、憎しみ、苦しみの根源となっているであろう・・・

「あの人に対する『無常の愛』を、良き思い出として整理し、僕の胸の中に静かにじっとしまって置かせてほしい・・・」

 

いつかそれが叶う日まで・・・

僕は雨に撃たれながら歩き続ける・・・

虚しき詩を唱え続ける・・・・

 

あまねく一切の感情と記憶を我が子のように抱きしめて・・・

 

・・・・・・・

・・・・・・・

 

何故だろう・・・・

彼の奏でるメロディー、詩に内包された魂の叫びが

僕には、痛いほどに理解できる・・・・

 

驚くことがわかった・・・

彼は・・・・

父親を突然不慮に亡くし、兄弟とも言える親友の心をカルト集団に奪われたほか、大切な人を数奇な死によっていくつも失っているそうだ・・・・

 

・・・・・・

そうか、なるほど・・・・

 

上記の部分だけ切り取って申し上げるならば・・・

 

彼の失った大切なものの価値・・・

彼の歩んできた業・・・

 

僕の人生とまったく同じ道を辿っている。

 

そうか・・・・

本動画に映える彼の姿に涙が溢れ出たのは・・・

きっと、彼の姿に自分の心情を投影したからであろう・・・・

 

「どんなに楽しい出来事があったとしても、それはほんの一瞬だけの、束の間の悦びに過ぎない・・・・」

「一時の喜びに頬にシワを寄せた刹那、あまねく全てが悲しみによって覆い尽くされてしまう・・・」

きっと彼なら、上記のような僕の気持ちを理解してくれるだろう。

 

・・・・・・

・・・・・・

今の僕には、どうすることもできない・・・・

「剥き出しのキズ口」を・・どうすることも・・

 

行くアテもなく歩き続ける。

絶え間ない雨に撃たれながら・・・・

 

ただただ、淡い記憶を抱きしめて・・・

以上

景嗣

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