終わりなき徒労ー闇に葬られし記憶 その2

どーも、景嗣です。

 

本稿は「終わりなき徒労ー闇に葬られし記憶」シリーズの「その2」に該当する。

本稿を読み進めるにあたり、前回記事「その1」を事前に読んでおく必要がある。

下記にリンクを添付しておく。各自確認されたい。

終わりなき徒労ー闇に葬られし記憶 その1

 

さて・・・

前回記事での僕の記憶のエピソードは読んで頂けただろうか・・・

僕のことをどう思うか・・・・

 

 

「その程度のプレッシャーに耐えられず、何もかもに怖気づいて逃げ出したクズ」

 

「成果主義の現代社会において、結果を残せなかった負け犬」

 

「『マウント効果』を押しのけて、人間関係を醸成する実力の無かったコミュ二ケーション障害者」

 

「大人の期待ばかりを追い求めて、結局自分が無い、クソボーヤ」

 

「そもそも、興味を持つに値しないクズ」

 

おおよそ、上記のような感想を抱く読者が多いはずだ。

まぁ、ぶっちゃけ、もう何を言われても何も感じない・・・

何とでも言ってくれたまえ・・・・

 

 

そうさなぁ・・・・

あの当時は・・・・

ホントに辛かったなぁ・・・・

 

 

S君、T君よ・・・

見ているか??

僕は個人的にキミたちのことは好きだよ。

 

ただ、少しわかってて欲しかったなぁ・・・

僕の孤独を・・・

 

あまり僕の目の前で・・・

「羨ましい」とか言って欲しくはなかったかもしれない。

 

 

まさに、キミたちが僕に対して抱いていた「マウント効果」を僕は、あまねく人間から様々なカタチで浴びていたんだ・・・

 

四方八方、どこを見ても「嫉妬の嵐」

 

学校のホームルームなんて、目の前が歪んで見えていたよ・・・

 

 

大人たちからの期待を上手にいなせなくて・・・

むしろ、『まやく』のように危険な摂取をしてしまって・・・

気づけば、精神がボロボロになってしまった・・・

 

 

ねぇ・・・・

T君、S君・・・

キミたちは、僕のことを「俺らがいくら欲しがっても手に入らないモノをいくつも兼ね備えている子」だと表現してくれたよね。

 

確かに僕は、色んな能力を、物を持っていたかもしれない・・・

「羨ましく見えたかもしれない・・・」

だけどね・・・

 

 

『僕は、全然、幸せじゃなかったよ・・・』

 

 

もっと、キミたちみたいに毎日友達と楽しく遊んで、自分が望むような行動を、その当時にやっていたかったな・・・

 

 

そして・・・

こんなバチあたりな過去を持ってしまったせいか・・・

 

 

『人生26年、全然、幸せじゃないよ・・・』

 

 

いくら、「他者の期待に応えていくことが虚しいことである」と識ったとしても・・・・

長年、他者の期待に応えることに快楽を覚えてしまっていたら・・・

思い付かないんだ・・・

「自分が何をしたいのか」ってことが・・・

何も思いつかないんだよ・・・哀しいほどに・・・

 

 

ホンマもんの麻薬を使っていた人間はよく言うよね・・・

「更生施設で一旦更生したとしても、あのまやくの快楽が忘れられなくて、再犯する者は多い。というか、こういう話をしている俺自身、目の前にまやくを差し出されたら、摂取するよね・・・」

 

・・・・・

・・・・・

僕も同じだ・・・・

 

結局は、なんやかんやで他人の期待に応えること以外の原動力が存在しないんだ・・・

結局は『まやく』の快楽が忘れられず、他人にイイようにおだてられて、イイように利用されて・・・

そうやってまた、「本当に自分は何がしたいのか」の答えを先送りにして・・・

だから、いつまで経っても、僕は「空っぽ」なんだ・・・

 

26歳になっても、実力が「空っぽ」のまま、他者に認められたいという「自己顕示欲」と「虚栄心」という、クソほどにも役に立たない感情の奴隷という属性から抜け出せずにいるんだ・・・

 

 

また・・・・

その当時の僕だから、極小さな小さなコミュニティーに過ぎないけれども、あまねく人間の嫉妬を全身で引き受けていたわけだ・・・

 

正直、人間というものは信用できない。

人間は須らく疑わざるを得ない・・・

 

そんな心持だから・・・

出逢う人間、出逢う人間・・・・

「不快な思いばっかりさせてしまうんだ・・・・」

 

 

26歳、イイ大人のはずなのに・・・

とんでもないことになってしまったよ、ホント・・・・

 

 

その当時のバチあたりな行動に直接関係しない『報い』もたくさん受けたよ・・・・

 

右目の視力を失い・・・

大切な家族の心を下郎共に奪われた・・・

そして、この世で最も大切だった人を突然亡くした・・・・

 

 

ねぇ・・・・

僕は・・・

色んなものを持っているかもしれない、羨ましく見えるかもしれない。

 

だけどね・・・

 

『全然、幸せじゃないんだ・・・・』

 

 

大人たちは決まってこう言うね・・・

「将来幸せになるために、勉強するんだ。様々な能力を養うんだ。様々な財を築いていくんだ」と・・・

 

勉強すること

能力を養うこと

財を築くこと

 

そういったことに躍起になるあまり

その肝心・・・

『自分は何をしていたら幸せになれるのか』が全く見えなくなってしまったね・・・

 

何たる喜劇か・・・

こりゃ本末転倒である・・・・

 

 

 

『毎日が虚しいんだ・・・・』

 

 

『徒労なんだよ・・・ 何もかもが・・・』

 

 

『空っぽな自分を再確認する度に・・・』

 

『終わりなき徒労感を噛み締めるんだ・・・』

 

 

その当時の抜き差しならない状況をどう潜り抜けるのが正解だったんだろう・・・・

未だにわからんよ・・・

 

 

『ねぇ・・・・』

 

『幸せって何なんだよ・・・・』

 

『誰か応えてくれ・・・・』

 

 

『僕はいつまで身体中に張り付く徒労感に咽びながら、生き続けなければいけないの・・・・』

 

『ねぇ・・・誰か・・・』

 

『応えてくれ・・・・』

 

 

・・・・・

 

これは、とある喜劇に登場する道化師の物語・・・

 

この道化師、人の喜ぶ反応をこの上ない愉悦とする・・・・

 

人の喜ぶ反応を追求するあまり、『奇怪な仮面』を被り舞台に出始めることにした・・・

観客たちは、その道化師の『奇怪な表情』を見て、歓喜した。

 

だが・・・

観客たちからは、その道化師の素顔が見えず、彼の素顔を記憶している観客たちは誰一人として居なくなってしまった。

 

やがて・・・・

道化師自身、その『奇怪な仮面』こそが自分の真なる表情であるとの錯覚に陥るようになった・・・

そして、自分自身の素顔をキレイさっぱり忘れ去ってしまったのだ・・・

 

こうして・・・・

彼の素顔を知る者はこの世界で誰一人として居なくなったのである・・・

 

 

『さて、本当の彼はどこに行ってしまったのだろう・・・・』

 

 

無垢な心を持ち合わせた、幼少期の「イミテーション」の怖ろしさを皮肉った喜劇である。

 

この道化師はもはや手遅れであるが・・・

せめて・・・

次世代を担う子どもたちに伝えておきたい・・・

 

 

「大人の顔色を窺う必要は全くない。ムリして自分を偽るな。僕みたいになるな。キミらしく生きていけ」

 

以上

景嗣

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