悪徳商法潜入捜査「デート商法」 その5「回顧の章」

どーも、景嗣です。

 

本稿は、「悪徳商法潜入捜査『デート商法』」シリーズの「その5」に該当する。

本稿を読み進めるにあたり、事前に「その1」「その2」「その3」「その4」を読んでおく必要がある。

以下、過去記事のリンクを貼っておく。各自確認されたい。

悪徳商法潜入捜査「デート商法」 その1

悪徳商法潜入捜査「デート商法」 その2

悪徳商法潜入捜査「デート商法」 その3「反撃の章」

悪徳商法潜入捜査「デート商法」 その4「反撃の章・続」

 

さてさて・・・

本シリーズの「その1」〜「その4」まで、僕が実際に切り抜けた「デート商法」の一連の物語をダラダラとしゃべらせて頂いた。

 

『君子危うきに近寄らず』

 

そもそも、頭のイイ人は、てづから悪徳業者の根城に出向いて危険を冒すことはしないだろう。

 

ただ、僕にだって持論があるさ・・・

 

『君子危うきを以て、危うきの何たるかを真に識る』

 

僕の造語であるが、「あっ、あれは危険だから近寄らんとこう」と適切な判断を下すには、『何がどういう風に危険であるか』を正確に認識しておく必要がある。

最も効果的な方法こそ「その危険性を体感すること」である。

致命傷さえ避ければ、今後の人生のイイ経験になる。

 

とはいえ、読者に危険区域に入って行くことを勧めるわけでもない。

僕が危険を冒した経験を語ることで、少しでも読者に「危うきを識ってほしい」と思うのである。

(昨日の夜、景嗣放浪記のファンに「ブログは面白かったけれども、普通の人だったら対処できない事例だったと思う。景嗣さん、あんまムリしたらあきまへんでぇwww」とコメントしてもらえた。今後は僕自身もあまり危険なことに首を突っ込まないようにしようか・・・)

 

本稿では、本シリーズの回顧を通じて、悪徳業者全般に対していえる共通点みたいな話をできたらエエかなと思う。

( ´_ゝ`)フーンくらいの心づもりで見ていってほしい。

 

 

さてさて・・・

イロイロと話を進める前に、僕が考える悪徳業者共通の特徴について抽象的にでも触れておきたい・・・

 

そーやなぁ・・・

 

『とにかく、自分の損得しか見えておらず、自己中心的』

 

『相手のことを利益追求のための道具としか見ていない』

 

『多人数の連係プレーを行う』

 

『相手の判断力を鈍らせる。具体的には「プライベート関係」「コンプレックス」「複数人による圧力」など。それらを駆使して「即断即決」を迫る』

 

『取引に参入してきた相手に何かしらの「後ろめたさ・負い目・心理的な弱み」があることを確信しており、常に上から目線で高圧的な態度に終始する』

 

『ビジネス関係以外のプライベートな関係を持ち込み「2枚以上の舌」を使う。しかし、多数の舌を使いこなせているわけでもなく、彼らの弱点は皮肉にも「2枚舌を使われること」である』

 

『大事なのは「回転率=自己利益」だ。コイツは手強いと思ったら意外にあっさりと手離してくれる』

 

・・・・・

とりあえず、こんなもんか・・・

 

「景嗣、上記に書いたものなんて、素人でも思い当たるよ!! 当たり前じゃん!!」

うんwww

僕も書いててそう思ったwwww

ただ、上記の特徴をしっかり踏まえていないと、最悪「カタ」にハメられてしまう。

悪徳業者は実際に対峙してみると結構巧妙なのだ。心理的な揺さぶりもやっぱり上手い。

 

 

さてさて、そろそろ以下に悪徳業者の特徴について、具体的な例を挙げていきながらダラダラとしゃべることにしよう。

 

まず初めに・・・

 

まゆは最初の喫茶店において、自分の過去の成育歴を語ることで「自分自身のコンプレックスやら自信の無い部分、弱さ」を強調していた。

 

心理学用語で「好意の返報性」という概念がある。

 

相手に何か好意的な行為をされたときに、自分も相手に何か好意的なことをしてあげたいと無意識に思う、心理的作用のコトである。

「好意」ではないものの、思うに彼女はこれに似た心理的作用を利用していたように思う。

まぁ、自己開示した分だけ、相手も無意識のうちに自己開示したくなるわけさ。

 

相手が自分の弱さを話したとき、自然と自分も自分の弱みを話したくなるのを感覚的に理解してくれるだろうか??

要するに、彼女は『自分の弱みを話すことで、僕の弱みを引き出そうとしていたのだ』

 

ここで安易に自分のコンプレックスをカミングアウトしてはいけない。

 

悪徳業者の根城に赴いたときに、この弱みに付け込まれて『心の破壊』の道具にされてしまう。

 

『心の破壊』はマインドコントロールの基本だ。

集団リンチを行い、多人数が寄ってたかって『〇〇だからオマエはダメなんだ!!』と言い迫るのだ。

 

これが想像以上に効くのだ。

『判断力が相当に鈍る』のだ。

まともに購買決定上の自己利益について考えられなくなる。

 

『心の破壊』に関する詳細な説明については下記添付記事を参照されたい (できれば、『心の再凍結まで見ていってほしい』)。

洗脳ーマインドコントロール その1

 

実際に、僕はまゆに「態度が悪い・常識がないということが原因で社会に爪弾きにされた苦い経験があること」を話してしまった。

そしたら、案の定オフィスにいたクソババアに「態度が悪い!! だからお前はクズ男なんだ!!」と大声で罵られた。

もっと自分のコンプレックスをカミングアウトしてしまっていたら、強請の場面でけっこう大変だったかもしれない・・・

 

とにもかくにも、ここではなるべく「本当に大変でしたね・・・」と無難な相槌をすることに徹するのが得策である。

 

 

また、悪徳業者が自分の弱みについてカミングアウトすることには違ったメリットもある。

「聞き手の警戒心を解きほぐす有力な手段」にもなっている。

単純に考えて欲しい。

 

出会い頭、自慢ばかりで「俺はスゴイんだぞ」と言わんばかりに武勇伝ばかりを言いまくる者・・・

 

「私は○○△△で本当にバカだったけれども、そんな私でもどうにか◇◇みたいになれたかなぁって思えるようになったの」と健気に話す者・・・

 

後者の方が、何となく親近感が湧くのは感覚的に理解してもらえるだろうか??

 

 

思えば、まゆは結構上手な小娘だったかもしれない。

上記のような話法を使いながら、「自分の成育歴から、自分には自殺志願者支援施設を造りたいという夢がある」と切り出していた。

 

「親近感」をうまく醸成し、「彼女に何かしら協力してあげたい」という気持ちや「彼女のように僕自身も何か挑戦・行動したい」という気持ちを抱くように誘導しているのである。

僕の造語であるが、自分の背中を見せることで相手の積極的な行動を誘発する「リーダー効果」を自然と使いこなしているのだ。

 

 

んで、改めて考えて欲しい・・・・

 

「デート商法」と言うのは・・・

上記の巧妙な詐欺技術のうえに・・・

 

「恋心」がトッピングされる・・・

 

幸い、僕は精神的に歳をとり過ぎていて、恋愛感情の浮き沈みが正直言って皆無である。

恋愛感情ゼロで彼女と対峙できたのだが・・・・

 

まゆは、可愛らしかったといえば可愛らしかったwww

 

ショートヘアでさっぱりしてて、目もクリっと愛らしく、笑うとできるエクボが印象的な小娘だった。

心身共に弱冠26歳の若い男であったならば、下半身が疼いて仕方ない相手だったかもしれないwwww

 

出会い頭の時点で、判断力が相当に鈍っていることも十分に考えられる・・・・

この状態で、「ビジネスと恋人の2枚舌」を繰り出されると・・・

けっこう、大変なのが想像できる・・・・

 

 

とはいえ、悪徳業者の一般的特徴を抑えていれば、わりと冷静に彼女の行動を批判的に見ることもできる。

 

彼女の成育歴やら、夢のことやら・・・

はっきり言って彼女が一方的にしゃべっている時間が長すぎるwww

そのクセ、彼女に同調する以外の話題を振ると「へぇーそうなんだぁ、フーン」とけっこう塩対応なのも目についた。

「カタ」にハメるための重要な準備段階でしゃべりたいことが山ほどあるのだろうけども、その反面「自己中心的」の片鱗が見え隠れする瞬間でもある。

 

また、こういう悪徳商法は、強請やリンチを行うために『多人数で行う』場合がほとんどである。

詐欺グループの構成員への情報共有を円滑にするために「特徴的な場所指定・離席」を行う。

 

まゆ「私のいきつけの喫茶店でお話しよっか」

 

景嗣「ああ、ここの近くに人気のカフェができたらしいから、そっちに行ってみない??」

 

まゆ「それもいいね。でも今回は、私が仕事のお昼休みにいつも行っている想い入れのあるカフェに景嗣くんを誘ってみたいなぁって思ってたの」

 

景嗣「・・・・なるほど、わかった」

 

案の定こう返してきた・・・・

「悪徳業者特定のためのテスト」と知らずに・・・・

悪徳業者は、喫茶店にサクラや監視役を設置するためや、強請の根城に近づけるために、喫茶店の場所を指定したがるのだ。

 

また・・・・

 

まゆ「ちょっと、トイレに行ってくるね・・・」

バッグは置いたままで、「ケータイ電話をポケットに入れて」「わりと長い間トイレにこもる」・・・・

不自然な離席が目立つ・・・・

おそらく、グループ構成員に「景嗣氏をカモ認定します。これよりオフィスに誘引します。ちなみに彼のコンプレックスは・・・」みたいなことを報告していたのだろう・・・・

 

オフィスで僕を強請る時にも、不自然な離席を何度も繰り返していたのを思い出す・・・・

 

懐疑心をしっかり保ったうえでイロイロと思い返してみるのだ・・・

「相性診断の中に、『ローンに関すること』って必要なのか??」

「初対面の相手にこんなに自己開示するのはそもそも変だなぁ??」

平常心を取り戻して頂きたい。

 

「私、指輪をデザインしているの!! 景嗣くんにも作ってあげる!!」

そう言われたときにしっかりと警戒態勢に入れるか否かがカギなのだ。

 

で・・・・

ここで、警戒態勢に入れたのなら、迷わず逃げ帰ってほしい。

悪徳業者の根城に着いて行くと、余程の知略と胆力がない限り抜け出せなくなる。

(喫茶店にサクラがいた場合はどうしようもなくなるのだが・・・)

 

 

・・・・

さてさて、文字数がエエ感じになってきた。

「回顧の章」なので、あっさりと済ましたかったが、思ってたよりダラダラとしゃべることが多くてびっくりした。

とりあえず、本稿を「その5」と位置づけて、次回「その6」を投稿することにしよう。

 

本シリーズもダラダラ長くなってしまった。

僕もイロイロ一方的にしゃべってしまっているのう・・・

悪徳業者の素質があるかもねwww

続く

景嗣

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