転職活動ってどんな感じなの?? その4
どーも、景嗣です。
本稿は、「転職活動ってどんな感じなの??」シリーズの「その4」に該当する。本稿を読み進めるにあたって、前稿「その1」「その2」「その3」を事前に読んでおくことを勧める。
以下、「その1」「その2」「その3」リンクを貼っておく。各自確認されたい。
まぁ、最終的にはリクルートキャリアのMさんが紹介してくれた企業さんからの内定を受諾することにした。
論理面だと、
年間売上・利益率・自己資本金などのステータス等を総合判断して、企業体力・余裕がまぁまぁあると見たこと。
商材それ自体に将来性が見込めるかどうかについては疑問の残すところではあるが、現状商材のニーズは安定していて、参入障壁の高いニッチ市場で国内トップシェアを誇っているとのこと。お客さん層もけっこう堅い業界である (具体的には言えない) 。
仮に「新商材を開発してビジネスチャンスを創ろう」という方向性になったときに、その実現可能性が高い企業体力を持っていることに魅力を感じた。
(前職は企業体力がなく、現在受注を捌くのにいっぱいいっぱいで、社内体制が火の車であった。そのため将来の方向性を考える余地がゼロであった点、今回の会社と大きく違う)
僕は「企業の今後の成長可能性」に懸けた。
(裏目にでるかもしれんが、これでいい)
あとは、前職購買業務におけるQCDについて、仕入れ業者に対する品質指導や設計部隊への品質変更の打診などは面白かったものの・・・・納期逆算調整と価格交渉に関してはトラウマになるくらい、もうやりたくないのであるwwww あの環境下での購買業務は生身の人間がやるべきではないwww (だから、前課長も僕を残してトンズラしたのだろうwwww)
その点、品質管理・保証というQCDのエエとこどりの職種に就けたことは幸いであったと思う。
あとは、面接時の評価が好感触であったため、将来的にイチ部署のマネジメント部隊員、幹部候補生になってもらいたいとの要望が企業様の方からあったため、将来のポストを確約されたわけではないが、自分のキャリアの伸びしろを十分に見込める条件であることもイチ要因である。
(まぁ、どこまで本気に受け取ればイイのかわからんがな・・・)
あと、残業が3社の中で一番少なかった (あくまで表面に現れている情報を頼りに)。
アフター5を愉しみたいというスケベな気持ちもある。
ただ、業界繁忙期・閑散期の波は多少あれども、従業員の残業時間に対する企業のマネジメント姿勢は、経営陣が企業経営全体の効率化 (固定費削減による生産効率アップなど) をしっかり考えて実行しているかどうかという、「経営陣の手腕の表れ」だと思う。
すなわち、高売上・高利益はモチロン、その数字を出すために日々ムダ・ムリ・ムラを省いていく「企業向上心と実行力」があるかどうかということである。
以前の会社では、僕の労働時間は毎月100時間を超えていた。こういう従業員は多かった。そのわりに納期遅れ・品質アウトをジャンジャン垂れ流す生産体制だった。みんな、頑張っている。
ただ、あまりにもムダが多すぎた。
低売上・低利益、ムダ・ムリ・ムラの改善姿勢がゼロ。
肝心、経営陣はそれを無視。いや、何もわかってないのだろう。大事なのは「形上の売上数字」だけ。
そういう人らの取り仕切っている会社に未来はない。早々に表舞台から立ち去れ。
残業時間について、僕は決して短絡的な視点では見ていない。あくまで企業価値を測る重要なモノサシとして機能させていた。
(ただ、実態がわからんことには何とも言えないのが悲しいところ。前職会社が提示していた採用情報がウソだらけだったこともあり、今回の求人票もすべて信用することはできなかった。なお、面接官に直接聞くという強硬手段をとって聞いた。それくらいの努力はなんぼでもしまっせ)
感覚面だと
実家から近いwww
仕事をする上では、プライベートの充実は重要である。
これは、プライベート無き前職で随分身に染みたwwww
母と共に暮らせるから寂しくない。家事分担もできて楽だ。何より、地元の少林寺拳法の道場に継続して通える。都会の近くで悪遊びし放題www ウェ――イwwww
そういう意味では、内定先企業の残業実態が気になるところ。さすがに実際に業務にあたってみなければわからんところがあるように思う・・・・
面接官として現れた、役員・部長・係長・主任たち。立場関係なく、面接の場でお互いにフレンドリーにやりとりしている。その自然なやりとりが何だが微笑ましく思えた。社内雰囲気が何だが自分の肌感覚に合いそうだったな。
あと、企業担当者からの情報で、面接官たちからの評価が高く、僕の良かった点のフィードバックを長文にしてわざわざメールで送ってくださったのである。
基本、ステータス重視の転職市場において、ここまで人物を重視して見てくる (ステータスがある前提だが) 企業様は中々いなかった。
今後、業務を行うにあたって、僕の適正やらをしっかり見てくれそうな安心感があったな。
(前の会社では、要するに、前課長の替えのスペックとして否応なく購買課にはハメ込まれたに過ぎない。ここまで人を吐き捨てる会社もそうそうないぞwww 今思えば、あり得ないわwww)
こんな感じかなぁ・・・・
正直、転職とは、「タイミング勝負」なところもある。
まず、求人が出ないことには何も始まらない。
それは、景気の良し悪しによっても左右されるし、企業内の人事状況にもよりけりなのである。
今回僕が応募した企業も、その時折に偶然に求人を出していた企業たちに過ぎない。新卒のときより「縁」というやつをひとしおに感じる。
もっと理想の求人が出るまで待つのも手だが、離職中でタイムリミットのある僕からすると、落としどころも大事だった。
当然だが、新卒時より転職の方が段違いに難しい。そりゃもう、書類の段階でガンガン落ちる。面接に行っても基本容赦ない。面接官は誰も「若者に向ける温かい目」をしていない。そういう状況も踏まえてだ。
そういうこともあり、「完璧に理想に適う転職活動」ができたとは言い切れないものの・・・
「与えられた状況、戦況の中で、最善の選択肢を選ぶことはできた」
行き着いたところに何らの後悔もない。
僕が為しえた最善の選択をすることができた。
この思いは絶対にブレない。
今後、実際に入社して、実際に業務に就く。
その中で、上記の思惑と実務とのギャップに苦しむことも多々あるかと思う。イヤ、絶対にある。そしてそれに苦しむだろう。
それでいい。
それを踏まえて、また次の選択肢を吟味して行動すりゃエエだけだ。
まさに「背水の陣」の状態で、冷静に対処し、自分の手で掴みとったわずかな希望であることに変わりはない。
十中八九、この過程に何らの後ろめたさもない。
とりあえず、あとは未知の世界に頭を突っ込んでみるだけだ。
・・・何か本シリーズの締めみたいな文章になってもうたなwww
まぁ、でもみんなが知りたいのって、「転職活動の実際」やん?? もう少しこの点の紹介が足りてないような気がするのね。ってことで本シリーズ執筆続行ですwww
本稿を「その4」と位置づけて、「その5」を次回に投稿する。
うん、本シリーズ、終わりがイマイチ見えないね。
この先もダラダラしゃべってまうかもしれんけど、よかったら読んでいってください。お願いしやす。
続く
景嗣