景嗣、「オヤジ狩り」にあって・・・ その1

どーも、景嗣です。

 

そーいえば・・・・

数年前やったかなぁ・・・

僕、景嗣は「オヤジ狩り」にあったことがある。

 

まぁ、「オヤジ狩り」っちゅうのは、夜中酔っぱらって出歩いているオッサンに若者が寄ってたかって脅迫して、金銭をむしり取るという、低レベルの類の行為である。

まぁ、僕は現在25歳、「オヤジ狩り」にあった当時は「青年」とでも呼んでいただきたいお歳頃であったが、わかりやすく本稿では「オヤジ狩り」と言っておこう。

 

 

シチュエーションはこうだ。

 

その日、飲み仲間とツルんで、深夜過ぎまでお酒を飲んでいた。

およそ、朝の1時か2時くらいかなぁ・・・・

自転車に乗って自宅へ帰ろうとしていたときである。

ほろ酔い気分で、自分の好きな道を通っていた。深夜の人通りの少ない商店街をガーッと走って、自宅まで帰っていた。

ふと、ノドが渇いたので、テキトーに自動販売機の前に自転車を停めて、水かお茶かを買おうとした。

 

そんとき・・・

 

金髪で黒いマスクをしたニイちゃん3人組が、僕を取り囲むようにしてジリジリと近づいてきた。

 

自動販売機・壁側に僕を追い詰めるようにして、その金髪のニイちゃん達がジリジリと近づいていて来る。

 

まぁ、何歳くらいの人達なのかはよくわからん。そんなにもガタイがイカツくもなかった。下手をしたら高校生だったかもしれん・・・

 

何も言わずに近づいてくるんやけども、滲み出る殺気から、「あっ・・・コイツらもしかしたら、僕を『闇討ち』しようとしてるかも」とわりと早い段階で気構えることができた。

 

よく見たら・・・ 3人とも片手に小さなサバイバルナイフを持っていたのが見えた。

 

「あー・・・ これ、ヤバいやつやんけ・・・」

 

まぁ、ナイフの構え方から察するに、玄人ではなさそうだけども・・・

むやみに取っ組み合ったりしてミスったら刺されるかもしれん・・・

 

その反面、状況からしてコイツらに多少の危害を加えてもいいということも理解した。

 

「そうさなぁー・・ どうするか・・・」

 

って思ったとき、3人が僕を取り囲もうとして近づくに連れて、3人のうちの2人が隣接し始めたのに気付いた。

 

ほぼ本能的に

「今だッ!!」

 

僕の乗っていた自転車を素早く持ち上げて、隣接した金髪ニイちゃん2人の方へ、ぶっきらぼうにブン投げてやったwwww

 

そうしたら、その2人が僕のブン投げた自転車の下敷きになって、ベターンと押し倒された。

(僕の実際上の感覚であるが、お酒で酔ってなかったらこんなにも迅速な動きができなかったかもしれない。シラフだったら、もっと刃物にビビったり、人をボコることにためらいが出て、こんなにも大胆には動けなかったと思う)

 

「ウゥ・・・」と、自転車にブッ倒された2人が痛そうに疼いている。

 

ブン投げた自転車に巻き込まれることのなかった、金髪ニイちゃんの1人はモチロン無傷だし、片手にはしっかりサバイバルナイフを持っていた。

けれども、数歩後ずさりして、1人勝手に黙ってトンズラしていった。

 

ベターンとブッ倒れてノビてた2人も、逃げるようにして先にトンズラしたニイちゃんの方へ、「ハァ、ハァ」と息を切らしながらトンズラしていった。

 

こういうのってさ・・・ コトが起こってる最中はそうでもないんだけど、現場が落ち着いてから、「はぁー、ヤバかったぁー」って、ドンドン脈拍上がってくるよね。3人がトンズラしてった後ほど「ドッキドキ」してたわwww

 

まぁ、その後、とりあえず警察の方へ届け出た。

「金髪で黒いマスクをした3人グループ、1人だけドレッドヘアーやったかなぁ・・・ 背丈165〜170cmくらい。ガタイはいうほどイカツくなくて、一番若くて高校生かもしれない。白いタンクトップ、黄色と赤のTシャツ。3人とも短パン、材質まで見てる暇がなかった・・・」

まぁ、僕からしゃべれる証言を概ね警察に伝えておいて、とりあえず一旦、その件は終息した (のかな??) 。

(そのあと、どうなったんやろ・・・・ 未遂とはいえ、ちゃんと捕まってたらエエんやけどなぁ・・・)

 

 

・・・・・

これが、僕、景嗣が実際に体験した、「オヤジ狩り」の一連の流れである。

今思えば、結構コワかったけども、タマ (命) もゼニ (金銭) も何もブン取られることなく、チンピラどもを撃退できたよ、というオチである。

 

まぁ、こういう実際のエピソードを経験して、色々と思うことがあったような気がする・・・ 今回は、「オヤジ狩り」を経て、感じたことについて取り留めもなくベラベラとしゃべってみようかな・・・

 

第一に、武術的なことからしゃべってみよう。

 

相手の戦意を削ぐのに、「心理的な安心感」を奪ってやるというのは、思ってた以上に有効であることを実感した。

 

少林寺拳法の特徴のうちのひとつとして、「不殺活人」というのが挙げられる。少林寺拳法の技術を修練する中で、「相手を殺すことなく、相手を活かして自分を生かす」という考え方を身に着けていくことが望まれる。

そのポピュラーな方法というのが、「急所へのピンポイントの打撃や圧法、サブミッションによる激痛を与えることで、相手の戦意を削ぐ」というモノである。

思えば、少林寺拳法の技は、どれもモノスゴイ痛いが、相手をブチ殺すほどの殺人技もないような気がする。

(達人になれば、その技で殺人も可能だろうが・・・)

 

 

今回の事例では、自転車をぶつけてブッ飛ばした2人については、申し訳ないが有形力の行使をさせて頂いたものの、1人については一切触れることなく撃退することができた。

1対1のサシの状態に持ち込んで・・・

相手はサバイバルナイフを持っている。大柄ではないものの、僕より体格は大きかった。

それに対して、僕、景嗣は、自転車をブン投げた後は、完全に丸腰だったし、ヒョロヒョロの小柄だ。

護身術を修練している僕なら、この状況でも何とか上手く切り抜けて見せるが、冷静に考えると僕の方が圧倒的に不利である。

でも、ガタイも大きくサバイバルナイフを持っている相手は、客観的に見れば有利なのに、その場をトンズラした。

 

たぶん、機転を利かしてタイミングよく2人の方に自転車をブン投げた僕を見て、僕に何らかの「武性」を見出し、怖気づいたのかもしれないが・・・

 

多分、彼は、自己勢力の 2/3 を負傷させられて、「心理的な安心感」を大幅に減殺され、戦意の大半を喪失したのではないかと考える。

 

そうでなければ、状況的に1対1であっても、僕に襲い掛かってきてもいいはずだろう・・・・

 

そう考えると、相手の「心理的安心感を削ぐ」というのは、護身の方法として思った以上に有益なのかもしれん。

 

相手の狂気を制するのに、物理的な痛みを加える必要もない場合も結構あるんじゃないか。「知略」を使うことによって有形力の行使を伴うことなく、相手の狂気を鎮める方途も、思ってる以上に開かれていそうだ。

 

「不殺活人」

お互い、血を流すことなく、狂気を抑制させることができたら・・

美しいわなぁ・・・

 

ただ、今回のケースは「オヤジ狩り」という、軽い動機に基づく襲撃であったため、自転車をぶつける程度のことで相手方を撃退することができただけかもしれない。

怨恨があったり、殺意に怒り狂った通り魔であった場合は、それくらいでは止まらんかもしれんな・・・・

今後はそういうケースも視野に入れておく必要もあるなぁ・・・

 

 

さて・・・

僕、景嗣は、この「オヤジ狩り」を経て、他にも「ボヤーッ」と考えることがあったように思う。

とりあえずは、本稿を「その1」と位置づけて、「その2」を明日以降に投稿することにしよう。

 

みなさん、夜出歩くときには気をつけましょうねぇー

以上

景嗣

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