少林寺拳法 牧野清先生との思い出ー出会い編ーその1

どーも、景嗣です。

 

今Facebookを見て、あるニュースが目に飛び込んできた。

「少林寺拳法 西陣道院 道院長 牧野清先生 金剛禅総本山より感謝状を賜る」とのニュースである。

 

たぶん、少林寺拳法の修行をしている拳士で知らない者はいないと思う。

少林寺拳法人口の中でも極わずかな「少林寺拳法最高段位 九段保持者」である。

言うまでもなく少林寺拳法の達人である。

かくいう僕、景嗣は三段、牧野清先生は雲の上の存在である。

↓武道・格闘技雑誌のインタビューに応える牧野先生

 

実は、ひょんなことから、一時期僕は牧野先生の道場に出稽古に行かせて頂いていたのである。ありがたい巡り合わせがありましてね。

その写真がこちら↓

ねー。牧野先生、男前でしょー。

僕、身長160cm、体重45kgの小柄な拳士なんですけど、牧野先生は僕と体型が全く変わらないのね。

それでも、大柄で屈強な拳士を軽く投げ飛ばすし、「バシーン」と技を決めるのである。

僕も何度か牧野先生に技をかけて頂いたことがあるが、「とにかく痛い」のである。

今でも覚えている。略十字小手を掛けられた時、手首回り関節が痛すぎてしばらく立てなかった。痛すぎて声すら出なかったのを覚えている。 (ただし使いはったのは片手だけだったのね。両手でかけられたら多分腕がトレると思う)

乱取も鬼のように強かったらしい。京都府連の中でも西陣道院は乱取競技で名を馳せたほどだ。

普段、優しい顔をされているが、瞼の奥から見える眼光は鋭く、気迫もハンパない。ただそこに座っているだけなのにオーラの圧がスゴイ伝わってくるのである。

牧野先生が見せる技全てが「神技」だった。

もうね。牧野先生は「本当にカッコいい」。僕の憧れだった。

 

さて、どうして僕みたいな凡骨拳士が、雲の上の存在である牧野先生のもとで技術の指導を受けることができたのか。

今日は牧野先生との出会いとその思い出について少し語ることにしようか。以下からそのエピソードをダラダラとしゃべる。

 

 

僕が大学2回生から3回生へ上がろうとするころ、Facebookのメッセンジャーを通じて一通のメールを受信した。

僕のFacebookの友人、Oさんである。友人とは言っても、40代後半くらいの男性で、だいぶ年上の方である。彼も少林寺拳法を修行しており、当時は直接彼とは会ったことがなかった (のちに彼の道場に一度だけ出稽古に行かせてもらい共に汗を流した)。

 

Oさんいわく、「景嗣くんにお願いがあり、メールさせて頂きました。いま私の道場に新高校2年生の女の子Aが通っています。Aは、高校の少林寺拳法部にも所属しているんだけれども、彼女の先輩拳士が卒業しちゃうのと、同級生が部活を辞めちゃったこともあって、いま部員がA一人しかいないのです。次の新一年生が入部してくれなかったら、もしかしたら廃部になるかもしれないと、Aが僕に泣きついてきよるんです」

Oさんは続けて、「そこでお願いなんですが、この高校では新一年生対象に、体育館の舞台を用いて、各部活の紹介をすることになっているんですが、その中で少林寺拳法部の紹介のための組演武をAと組んでやってほしいのです。」

 

「・・・・うえぇ⁉」

サ〇エさんの夫であるマ〇オさんばりに爪先があがったわいwww

頭の中で色々な思いが巡った。

僕はAちゃんの高校とは全く無関係の人間だし (そもそもAちゃんって誰やねんな) 、OさんとはFacebook上で仲良く交流させて頂いていたものの、Oさんと実際に会ったことはなかったし。

でも、少林寺拳法の同志が困っているのだ。放っておくわけにもいかない。僕はお人好しなタチゆえにOさんのお願いに承諾し、Aちゃんの助太刀をすることにした。「部員勧誘大作戦」に乗ったのである。

 

Oさんは喜んで「景嗣くん、ありがとう。Aもきっと喜びます。何度かAの通う高校に出向いて組演武の練習をされるといいです。Aの所属する少林寺拳法部には、九段の先生がいらして監督をなさっています。とても技のうまい先生ですので、きっと景嗣くんにとっても有意義な時間になると思います」と言った。

「んっ?? 九段の先生?? 確か少林寺拳法の最高段位よな、九段って。ムチャクチャスゴイ先生じゃね?? どの方か存じ上げないが、是非お会いしてみたい」

今回の「部員勧誘大作戦」、僕にとっても悪い話じゃなさそうだ。まぁこの時はまだ( ´_ゝ`)フーンくらいの感覚であった。

 

(修練初日)

当該高校の最寄り駅でAちゃんと待ち合わせして、その道場のある校舎へ行く。

校舎の門の前で顧問の先生が待っていてくれた。「お待ちしておりました」と言い、さっそく僕を道場へ案内してくれた。

 

道場の入り口のところにひとりのおじいさんがあぐらをかいてドシっと座っているのが見えた。

遠くから見た印象だ。

白髪に鬱蒼と白い髭を生やしている。身体全体は小柄でとにかく細い印象だった。茶色い上着にズボンというありふれた服装で座っていた。

 

しかし、明らかに普通のおじいさんではない。

何だろう。「人を何人も斬ったことのある刀。その刀が放つ鉄の鈍い煌めき」、とでも言えばいいのだろうか。そのおじいさんからはそういう類の凄みというかオーラが放たれていた。

この時点で、「そんじょそこいらのおじいさんではない。あのおじいさんが九段の大先生なんだろうな」と認識できた。

この時点では、まだ遠目だったため、誰なのかまでは判別できなかった。

 

さて文字数の関係上、一旦ここで切り上げさせてもらう。

本稿を「その1」と位置づけて、明日に本稿の続き「その2」を投稿することにしよう。

明日はいよいよ牧野清先生とのご対面である。

この話の続き、お楽しみに。

 

 

以上

景嗣

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