大卒ブランド

こんばんわんこそばんそーこー (山本彩、がんばれ)

 

景嗣です。

 

今日は、大卒ブランドについてちょっとベラベラしゃべってみよう。

 

ずーっと思っていたことだが、大学って研究する場所でしょ。

何で、こんなにも無駄に学生がウジャウジャいるんだ。

 

 

「え、○○学総論?? あれ楽勝楽勝。最終週だけ出てテスト受けりゃ余裕だって。単位さえとれりゃええねんから、サボって麻雀しようぜー。」

 

こんな学生を見るたびに、「お前、親に学費出してもらってる身分で何しに来てるんだよ。」と感じていた。(まあ、こういう学生ほど大手優良企業から内定をたくさんもらってたように思う。一概にダメ学生との烙印を押すことはできない。)

 

就職活動の時期が来ると、みんなリクルートスーツを着て企業の説明会に参加するようになる。キャンパス内に黒づくめの集団の列がいくつも出来上がっているのである。まるで荒野を歩く死神の列。気持ち悪い、気持ち悪い。

念を押すが、大学は研究・学問する施設。そもそも、学生の就職活動をあっせん協力する施設ではなかろうて。そういう光景が大学内で繰り広げられること自体、なんだか違和感を禁じ得ない。

 

およそ以下のような経緯をたどって、今に至るのではないか。(いつものことだが、以下に書くことは僕の主観と憶測に過ぎない。すべてが正しいわけではない。参考までに見ていってほしい)

 

 

大昔、僕の祖母が学生だったころ、大学ってのは研究・学問に特化した施設で、一部の選ばれた人間しか進学できなかった。おそらく、当時の大学は、教授・学生を含めて少数精鋭の研究チームで構成されており、みな研究・学問に没頭していたのだろう。「研究面において将来の日本を牽引する若者」がたくさん育っていたわけだ。

 

大学内で勉強する学生は、高卒の学生と比較すると、発想力・論理力などの面において優位に立つように思える。「大卒の人間を戦力に入れることでさらに会社が発展するのではないか」と絵を描く企業も少なくなかっただろう。特に、理系科目を研究している学生については、新技術を欲しがっているメーカー企業にしてみれば、喉から手が出るくらいに欲しがられた人材に違いない。

 

そこで、色んな企業が大学に商談を持ち掛けてくるわけである。

 

「おたくの学生を是非うちに引き入れたい。これを機に、おたくとうちとのパイプを強くしていきたいと思うとる。うちは天下の○○電機。『おたくの大学に入学したら、うちみたいな有名企業で働ける』っちゅうのを公言しいよ。進学人数も増えるよってに。保護者もぎょうさんゼニ吐き出すよって、そら儲かりまっせ。たまったゼニで研究資材も買えて、もっと高度な研究もできるわけや。どうや、おたくにとっても悪い話やあれへんやろ??」

(商談とは、まあ汚いもんである。足元を見てきやがる。僕は持ち掛けられる側だったので。。まあ色々と。。)

 

なるほど、大学側からしても悪い話ではない。研究資材の充実もさながら、一種のブランドが確立されれば、知名度が上がり、より優秀な研究者の目にも留まるようになるだろう。まあ考えればWin×Winである。

 

こうして、「研究面のみならず、広義の意味での将来の日本を牽引する若者」を育てる施設という謳い文句で、就職目的の学生も募ることにする。

 

上記のような絵を描く企業は一つではない。たくさんいたのだろう。大学はたくさんの有名企業とのパイプを強くしていったはず。いつしか大学にはたくさん学生が集まるようになり、研究環境も飛躍的に上がったことだろう。(まあ、このおかげで、色んな文献を読み漁ることができた。最新の論文、イギリス・ドイツの文献など。その点、僕は結構恩恵を授かったほうである。)

企業はこぞって、大卒学生を採用するという流れができる。こうして、だんだんと大卒ブランドが確立していったのだろう。今となっては、「大卒」身分ってのを持ってないと良い条件のところに引っかからないレベルにまでなっていってる。いい将来を約束されたければ、大学に進学せよ、という一般論が出来上がるわけである。

 

さて、こういう経緯があったと仮定すると、大卒ブランドってのは昔の大人の商売話が進んでいった結果出来上がった副産物に過ぎないという見方もあるんじゃないか。もしかしたら「大卒」の学生自体、その他の人材と比較して、圧倒的優位性があるわけでもないってことだ。

 

 

企業は優秀かな??と思う大学生を中心に人材募集をする。

保護者は、当然我が息子には良い企業に入って欲しいから、4年分の高い学費を対価に息子の将来の選択肢を買う。

その金で味をしめる大学。

 

肝心の学生はというと。。。

 

色んな学生がいると思う。朝から晩まで研究に勤しむ、the大学生っていう人は何人もいる。しかし、大半の学生は、「3回生の2月くらいから本気出す。それまでは遊ぼう、さぼろう。」ってのが多いように思う。や、多すぎる。

それが一概に悪いとは言えない。旅行や新しい人との出会いと交流を通じて、自分にしかない独自の経験を積むことができる。独自の人格を形成したり、社会性を身に着けられるといった意味では、一般の人材よりかは強み??になり得るだろう。

 

 

だが、それは必ずしも大学に籍を置く必要があることなのだろうか??

 

「本来大学が育てたかった人材像・企業が当初求めていた人材像」からほど遠い学生が大量生産されているのではないか??

 

正直、向学心なく、なんとなく入学されても色々と困る人がいるわけである。

教授陣。なぜ、有象無象のクソガキどもの相手をせにゃならん。本当は少人数で当該事案における問題解決の方途について、優秀な学生と濃密な議論をしたいところ。

人数の関係上、どうしても大講義でつまらん話を一方的にせねばならなくなる。居眠りしてる学生をみると、胸ぐらを掴んで叩き起こしたくなる。テストの採点。うん千枚の解答用紙とにらめっこするのも耐え難い。しかも、似たような回答が散見される。おそらく何らかの資料を裏で入手して、それを書き写しとるんやろう。

やー、無駄な時間。その暇があったら論文作成したいところである。

 

何より親。4年分の高い学費を投資しとるわけである。最終的には、大手優良企業の内定を手にして息子が帰ってくるわけだが、「あんた、大学でどんな研究してるの??」と聞いて、頭をかしげる息子。得たのは、麻雀の必勝法、女の口説き方。お前は何をしに大学にいっとったんじゃ、とも言いたくなる。お前のためにどんだけ投資したと思っとるんや。

 

企業も正直なところ、、、高学歴学生を持て余してるんじゃないか??

僕は前職で、退職した課長の業務を包括的に請け負っていた。確かに、頭を使う瞬間はかなりあった。

しかし、必ずしも学歴が必須だったという印象ではない。むしろ、取捨選択の判断力と段取りを組む思考力とイメージ力だ。そのための経験が圧倒的に足りなかった、というのが正直なところ。

他にも、バカでかい板金をフォークリフトで引っ掛けて、「上げるでぇええ!!」と言って運搬していた。大学院卒の仕事かよ。。

 

大卒ブランドってのに着目して、人材募集するという今の社会のスタンスを否定するわけではない。採用する企業からしたら、「大卒」というフィルタリングで形式的に書類選考の人数を減らせてラクできるし。

でも、肝心の中身がスカスカなような気がしてならんのだ。

 

企業・大学・親・学生、それぞれの思惑が空回りしてる構図がどうしても頭の中で浮かんでしまう。行間がかなりあるが、個人家庭の家計がムダに圧迫される結果でしかない気がする。

もはや、「大卒」というブランドに本質的な価値が宿っているとは思えない情勢になっている気がするのだ。

んー。どうだろう。世の中なんだか変だ。

ん、俺が変なのか?? さあ。知らんよ。

以上

景嗣

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大卒ブランド” に対して1件のコメントがあります。

  1. impact-y より:

    年齢や人種、キャリアや性別
    全て無視。能力のみで査定
    もしシンプルにそんな社会になったら大学ブランド神話は崩壊
    日本ではまだまだそれには程遠いと思う
    であれば単なる●●大学卒業のステータス欲しさに通う人は無くならない、本来のあるべき姿には戻れない

    卒論研究室は60才手前の未婚女性の助教授の下で過ごした
    本人曰く、あの時代の女性の、それも大学の先生になるのは正直摩擦が多かったそうだ
    男性のそれとは比較しようがないけど、順風満帆ではなかったらしい
    何度も何度も挫折しかけたが故郷を出る時
    汽車で父親に見送られる時に、ぶこつなおむすびを渡されたらしい
    父親は『お前が望むなら、男社会での女性の居場所はお前自信探すまでどんな辛くても帰ってくるな。』の主旨を言われ、食べたおむすびの味が忘れられない

    研究室で飲むと毎回?その話をしてくれた(笑)
    あと、講義の授業料を計算させられた(単純に学費をコマで割る)
    また、バイトに明け暮れる学生を非難?していた
    一時間1000円ごときで、何倍もの価値の時間(研究や勉強)を捨てるのはありえない

    まさに、本来のあるべき姿を体現していたからこそ出るセリフだなと

    確かに講義の料金。学ぶも寝るも同じなら、そりゃーねー

    散文的になったけど、ようは、学生生活の延長上で大学生活送っている者、これらで大学は運営できているのは事実だと思った

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